2021年2月15日月曜日

第7回秋田日本語教育研究会 「冬の会」プログラム

 今月末に開催予定の「冬の会」のプログラムです。当日お会いできるのを楽しみにしております!


第7回秋田日本語教育研究会 プログラム


日時:2021 年2 月27 日(土)13:00―15:00

場所:オンライン(Zoom)

参加費:無料
ZoomのID・パスワード・研究発表ビデオのURLはお申し込みをしてくださった方にのみ送りいたします。

お申し込みがまだの方は以下からお願いいたします。

https://forms.gle/M1KFtgpVVq695NMH7


プログラム

12時50分 Zoom開場

13時00分〜14時30分 講演会

「なぜその日本語を教えるの?:教室に来る多様な人々と多様な日本語」

東京医科歯科大学 米本和弘氏

14:30〜14:45 研究発表

「コロナ禍における日本語ハウスの活動の変化と課題:対面からオンラインへ」

三沢佳菜子・土居菜津子(国際教養大学大学院生)

発表は質疑応答が中心となりますので、ぜひ事前にビデオを御覧ください。

14:45〜15:00 諸連絡


講演要旨

「なぜその日本語を教えるの?:教室に来る多様な人々と多様な日本語」

皆さんは普段の生活において、どこで、誰と、どんな日本語を話していますか。そして、教室ではその中の、どの日本語を教えていますか。それは、どうしてでしょうか。

本講演では、参加者のみなさんと日本語使用に関する経験を話し合ったり、教室での経験を共有したりします。その中で、言語の多様性に目を向けた教育について理解を深めるとともに、教室における私たちの「日本語」に関する選択が、学習者にどのような影響を与えるのかという観点から、どの日本語を、そして、どうしてその日本語を教えるのかを一緒に考えたいと思っています


発表要旨

「コロナ禍における日本語ハウスの活動の変化と課題:対面からオンラインへ」

国際教養大学では、学生寮を生活の場から学びの場へと転換させるため、テーマ別ハウスという学生宿舎群を導入している。その一つである日本語ハウスでは、日本語教育に興味のある日本人学生と日本語を学習したい留学生が共同生活を行いながら、日本語や日本文化に関わるイベントを開催していた。新型コロナウイルスの感染拡大により、対面でイベントを開催することは困難となったが、活動の場をオンラインに移行することで活動を続けてきた。本発表では、対面からオンラインに切り替えたことによる日本語ハウスの活動内容の変化について述べるとともに、実践から明らかになったオンラインでの活動の課題と改善策について検討する。